自分史制作スタジオ

利用マニュアル

第1.3版 2026年7月30日 / 対象:制作スタッフ(管理者・デスク・記者) / jibunshistudio.jp

自分史制作スタジオで自分史小説を作る、制作スタッフ向けの手引きです。「どの画面で・どこを押すと・何が起きるか」に絞って、案件づくりから書籍データのお渡しまでをご案内します。

取材メモ・アンケートの書き方のコツは、別冊『取材メモとアンケートの効き方』にまとめています。

第1章 このマニュアルについて

取材メモとキックオフアンケートを入れて生成すると、AIが一冊の自分史小説(縦書きの EPUB/PDF)を作る Web サービスです。ブラウザだけで完結し、専用ソフトは要りません。

本書の画面例(スクリーンショット)に映る社名・氏名・作品名は、すべてサンプルです。

サービスのURL

ブラウザで https://jibunshistudio.jp を開きます(ブックマーク推奨)。

画面の開き方とヘルプ

ログインすると全画面の上部に共通バーが出ます。右側の ヘルプ から、本書と別冊『取材メモとアンケートの効き方』を別タブで開けます。

ヘルプページ
図1-1画面上部の「ヘルプ」から開くヘルプページ。2冊のマニュアルと、更新のお知らせ(バージョン情報)が並ぶ。
上部バー
図1-2全画面に共通する上部バー。右側に「メンバー」「ヘルプ」、ログイン中の役割、「ログアウト」が並ぶ。

対象の方と役割

本書は自社に所属する次の方々が対象です。役割でできる操作が変わります(第3章)。

メモ:アカウント(メール・初期パスワード)は自社の管理者が発行します(第4章)。

第2章 全体の流れ

取材から一冊のお渡しまで、上から順に進みます。必須=欠かせない工程、任意=飛ばせる工程、スタッフ=デスク・管理者の操作。

  1. 取材する

    ご本人・ご家族に取材して書き起こし、キックオフアンケートも回収します。本の出発点です。

  2. 必須案件を作り、素材を入れる

    案件(=1冊分)を作り、取材メモ(必須)とアンケート(任意)を登録。文体・長さも選びます(第5・6章)。

  3. 任意生成前の準備をする

    年表・人物相関や章構成の事前確認などの下ごしらえ(第7章)。

  4. 必須生成する

    自分史小説を生成する を押すと、AIがリサーチから書籍化まで自動で進めます(20分ほど・1冊分の生成枠を使用/第8章)。

  5. 原稿を仕上げる

    手直し・章の再生成・選択リライト・修正希望の一括反映で整えます(第9章)。

  6. スタッフお客さまへ共有する

    ログイン不要のレビュー用リンクで原稿の確認・修正希望の受け取り(第10章)。

  7. 書籍データをお渡しする

    縦書きの EPUB/PDF をお渡し。デスク・管理者は校了・書籍化済にできます(第11章)。

第3章 役割と権限(早見表)

役割によってできる操作が変わります。役割は上部バーのお名前の横に表示されます。

できること管理者デスク編集・記者依頼者
案件の作成
素材の入力・編集(取材メモ・アンケート)
生成前の準備(各種AI操作)
生成・章の再生成・リライト
原稿の編集・修正希望の反映
校了・書籍化にする
担当記者の割当・解除
お客さま共有リンクの発行・失効
アンケート記入リンクの発行・失効
見える案件の範囲全案件全案件担当案件のみ閲覧のみ
生成可能残数(冊数)の表示非表示
メンバー管理・追加パックの購入
メモ:記者のダッシュボードには担当案件だけが並びます。案件を作ると作成者が自動で担当に。ほかの案件を見たいときは、デスク・管理者に割当を依頼してください(案件ページ先頭の 担当記者 から)。

第4章 アカウントとログイン・パスワード

初回ログイン

アカウントは自社の管理者が発行します。受け取ったメールアドレスと初期パスワードで https://jibunshistudio.jp にログインします。初期パスワードは発行時に一度だけ表示されます。

ログイン画面
図4-1ログイン画面。メールアドレスとパスワードを入力し、「ログイン」を押す。アカウントは管理者が発行する。

パスワードの変更

初回ログイン後は、上部バーのご自身の名前(アカウント設定)からパスワードを変更できます。

アカウント画面
図4-2アカウント画面。氏名・メール・役割の確認と、パスワードの変更ができる。
  1. アカウント画面を開く

    上部バーのご自身の名前をクリック。

  2. 入力する

    現在のパスワード新しいパスワード新しいパスワード(確認) を入力。

  3. 確定する

    パスワードを変更 を押す。

メモ:パスワードは10文字以上に。記号を混ぜるより、覚えやすい言葉の組み合わせがおすすめです(例:sakura-yamada-1962)。

パスワードを忘れたとき

重要:管理者は2名以上置いておくと安心です。片方が忘れても、もう一方が再発行できます。

第5章 案件(プロジェクト)を作る

案件とは「自分史 1冊分」の入れ物です(お客さま1人につき1案件が基本)。

ログインすると案件ダッシュボードが開きます(上部に生成可能残数、下に案件カード)。

案件ダッシュボード
図5-1案件ダッシュボード。上部に「生成可能残数:99冊」、下に案件カード(例:鉄は嘘をつかない/主人公 鈴木 誠之)が並ぶ。
  1. 主人公のお名前を入れる

    ダッシュボードの 新しい案件をはじめる(主人公のお名前) に入力し、案件を作成 を押す。

  2. 案件ページを開く

    作成された案件カードを開くと、素材の登録や設定を行う案件ページが開きます。

新規案件の入力欄
図5-2新しい案件をはじめる欄。主人公のお名前を入れて「案件を作成」を押す。
案件ページ上部と作品設定
図5-3案件ページ上部。担当記者の割当と、タイトル・副題・著者名・文体・長さ・判型などの「作品設定」を設定する。

作品設定(案件ページの「作品設定」)

メモ:迷ったら長さは「中編(推奨)」か「おまかせ」から。長さを欲張ると同じ話の繰り返しが増えます。見合わない長さには作品設定画面に注意が出ます(詳しくは別冊『取材メモとアンケートの効き方』)。

奥付(発行者・©表記)

本の最終ページに出る奥付の書き方を、案件ごとに決められます。作品設定の 奥付(発行者・©表記) の欄で設定します。何も触らなければ、これまでどおりの表示のままです。

設定できること

あわせて、本に印字される「著者」という呼び方を、案件ごとに変えられます(どちらも任意・12字まで)。奥付の役割名 は奥付の役割行に出る呼び方で、空欄なら「著者」です(例:語り手/述/本人)。巻末の紹介ページの見出し は、本の巻末に入る紹介ページの見出しで、空欄なら「著者紹介」です(例:語り手について/プロフィール)。自分史はご本人が語る本ですので、既定の「著者」のままで差し支えありません——依頼者のご意向や社内の方針で呼び方を変えたいときにお使いください。扉・©表記・画面の「著者」欄の名称は変わりません。

メモ:任意の役割行は、役割名と名前の両方を入れた行だけが奥付に載ります。片方だけ入れた行は保存されても本には出ません(書きかけのまま保存しても差し支えありません)。
重要:奥付の変更は、次回の生成か、原稿エディタの 保存してEPUB/PDFを再生成 でファイルに反映されます。設定を保存しただけでは、すでにできあがっている EPUB/PDF・原稿(テキスト)は変わりません。

新組版の案件に追加される項目

「新組版」(市販の書籍の体裁で組む案件。作品設定の 組版 で選びます)では、この奥付の欄に 奥付(新組版) という小節が加わり、次の項目を入力できます。

メモ:空欄の項目は奥付から行ごと省かれます。©表記の年は発行日の年(発行日が空欄なら作成時点の年)に揃います。旧組版を選んでいる間はこれらの入力欄が表示されませんが、入力済みの値は消えずに保持されます(新組版に切り替えれば、そのまま出てきます)。

第6章 素材を入れる(取材メモ・アンケート)

完成する本の事実・分量・人物像は、入れた素材でほぼ決まる、いちばん大切な工程です。

取材メモ(必須)

案件ページの 取材メモ・文字起こし から、貼り付けかファイル(.md/.txt)で登録します。1件も無いと生成を始められません。

取材メモの登録欄
図6-1取材メモ・文字起こしの登録欄。登録済みメモの一覧、ファイル読み込み、直接貼り付けができる。

登録した取材メモを直す

登録済みの取材メモはあとから直せます。一覧の各件にある 編集 を押して本文を書き換え、保存 を押してください(ファイル名は変わりません)。直した取材メモには、一覧に 「(8月16日 修正)」 のように修正日が出ます。

依頼者ご本人から「あの話はこう直したい」「あの部分は本に入れないでほしい」とご連絡をいただいたときも、担当者がここで直します。依頼者の画面に修正の機能はありませんので、メールやお電話・口頭で承ってください。セルフ取材のご回答も取材メモとして登録されるので、同じように直せます。

メモ:直す場所の使い分け——年・人名・地名などの事実の誤りは、第7章の 年表・人物相関 で直してください(そこで直した内容が「確定した事実」として以降の全工程で最優先されるため、素材は触らなくてかまいません)。ご本人の意向による書き直し・削除は、この取材メモの編集で直します。
重要:取材メモを直すと、年表・章構成などの作り直しをおすすめする表示が自動で出ます(第8章「鮮度のお知らせ」)。直した内容を本文に反映させるには、表示に従って準備をやり直してから生成してください。なお、依頼者ご本人が送信されたご回答の記録(セルフ取材の欄・ご記入ページの表示)は、ご本人が送信された記録としてそのまま残ります。修正完了のご返信では、その旨を一言添えると行き違いがありません。

素材内検索(語句がどこに出てくるかを探す)

案件ページの 取材メモ・文字起こし のすぐ下にある 素材内検索 に語句を入れて検索すると、その案件の素材と原稿を横断して探し、出典ごとの件数と、見つかった箇所の前後の文脈を一覧します。探す先は、取材メモ(1件ずつ)・キックオフアンケート・年表・人物相関・章構成(事前確認)・原稿(最新版)です。原稿で見つかった箇所には、どの章かが添えて表示されます。

使いどころ。取材メモの書き間違いに気づいたとき、その言い回しが素材と本文のどこまで広がっているかを、漏れなく確かめられます(例:「三歳と三カ月」という書き方が、いくつの章に出ているか)。ほかにも、人名・地名・年号の表記ゆれの点検や、「この話はどの取材メモに入っていたか」を探すときにお使いください。

メモ:AIは使いません。何度検索しても費用はかからず、生成枠(冊数)も減りません全角と半角の英数字は同じものとして探します(「3歳」と「3歳」は同じ扱いです)。1つの素材につき50件まで表示し、それを超えるときは「ほかにも出現があります」と出ます。
メモ:検索結果からその箇所へ飛ぶことはできません(「どこに・いくつあるか」を確かめるための道具です)。原稿を直すときは 原稿を編集 でエディタを開き、ブラウザの検索(Windows は Ctrl+F、Mac は ⌘+F)で同じ語句を探して直してください(第9章)。

キックオフアンケート(任意)

案件ページの キックオフアンケート に入力します。無くても生成できますが、取材で拾い漏れやすい基本事実(生年・出身地・家族・学歴と職歴の年)と本人の言葉を確実に集めるための欄です。取材メモに無いことは、ここからしか本に入りません。

キックオフアンケートの入力欄
図6-2キックオフアンケートの入力欄。生い立ち・家族・価値観・座右の銘など、本人の言葉で記入する。

設問のカスタマイズ(案件ごと)

キックオフアンケートの設問は、案件ごとに入れ替えられます。既定の7問(生年・出身地/幼少期の家族構成・育った環境/職業・経歴の概略/人生の転機/価値観・座右の銘/影響を受けた人物/未来や読者へ伝えたいこと)はそのまま出発点として使えますので、変えなくてもかまいません。

重要:設問の厚みが、そのまま作品の焦点になります。編集した設問は、依頼者の記入ページ・素材の分析・深掘り質問・セルフ取材の追加質問・本文の生成まで、すべてに自動で反映されます。「配偶者との物語にしたい」なら配偶者についての設問を厚くする、というように、深く聞きたいテーマの設問を厚くすることで、作品の中心をあらかじめ形づくれます。依頼者に記入用リンクをお送りする前に、その作品で何を主題にしたいかを考えて設問を組み立ててください。
  1. 編集を開く

    キックオフアンケート の欄にある 設問を編集 を押します。

  2. 設問を書き換える・足す・減らす

    各設問に 設問名(必須・60字まで)と 記入例(任意・120字まで。依頼者の記入欄に薄く表示されます)を入れます。+ 設問を追加 で追加(最大20問)、 で削除、既定の設問に戻す で既定の7問に戻せます。

  3. 保存する

    設問を保存 を押すまで、記入フォームには反映されません(未保存のまま離れようとすると警告が出ます)。

メモ:回答が入っている設問を消すとき——確認が出て、その回答は作品の素材に使われなくなります。ただし回答そのものは消えません回答が残っている削除済みの設問 の欄から 復元 を押せば、また使われるようになります。記入いただいた内容を無駄にしないよう、削除の前に「設問名を書き換えれば足りないか」をご検討ください。

推奨設問(10問)

実際にでき上がった本を調べたところ、アンケートがよく効いていたのは取材で拾い漏れやすい基本事実ご本人の言葉でした。設問を作り直すときは、次の10問を雛型にしてください。考え方は3つで、①「年・場所・誰と」を書かせる形にする ②ご本人の言葉をそのまま残す欄を作る ③本の設計に関わる希望と配慮事項を先に聞く、です。

メモ:記入例は、案件ページの 設問を編集 の「記入例」欄に写して使います(記入例は、依頼者の記入欄に薄く表示される手引きです)。「1950年3月5日、静岡県焼津市生まれ。10歳で清水へ転居」のように、年+場所+誰と、という「形」が伝わる書き方にすると、そのとおりに書いていただけます。
重要:「書いてほしくないこと・慎重に扱ってほしいこと」の欄の内容は、素材としてAIに渡り、おおむね尊重されますが、確実な禁止にはなりません。書かないでほしい事柄が本文に出ていないかは、校閲で必ず確認してください(禁止事項として扱う仕組みは今後の検討です)。

依頼者に直接記入してもらう(記入用リンク)

アンケートは、記入用のリンクをお送りして依頼者ご本人に直接ご記入いただくこともできます。ご本人の言葉がそのまま素材になるので、取材で拾い漏れやすい基本事実と、ご本人の言い回しを確実に集められます。発行・失効はデスク・管理者が行います。

記入用リンクの発行欄
図6-3キックオフアンケートの下にある「依頼者に記入してもらう(共有リンク)」欄。有効期限を選んで発行するとURLがその場で表示され、下に発行済みリンクの状態・期限・最終アクセスが並ぶ。
  1. 有効期限を選ぶ

    依頼者に記入してもらう(共有リンク) で 7/14/30/60/90日から選びます(初期値30日)。ラベル(社内管理用) は宛先メモで、依頼者の画面には出ません。

  2. 発行してコピーする

    記入用リンクを発行 でURLが表示されます。コピーして、メールなどで依頼者にお送りください。

  3. 依頼者が記入する

    依頼者はログイン不要でURLを開き、記入して 回答を保存する を押します。すでに入力済みの内容は最初から入っています。

  4. 案件ページに反映される

    保存された内容は、そのままキックオフアンケートの欄に入ります。スタッフ側から続けて手直しもできます。

重要:完全なURLは発行直後の1回しか表示されません(後から再表示できません)。その場で必ずコピーを。取り違えたら、いったん失効して発行し直してください。
依頼者の記入画面
図6-4依頼者が開く記入画面。ログインは要らず、上部に記入期限が出る。期限内なら何度でも書き直せる。下部に「回答を保存する」と「ウインドウを閉じる」が並ぶ。

期限内は何度でも書き直し・書き足しができます。「今日はここまで、続きは後日」という書き方ができるので、ご案内のときに一言添えてください。期限が過ぎると開けなくなります(延長はできません。必要なときは新しいリンクを発行してください)。不要になったら 失効する で、その場で無効にできます。開いていただけたかどうかは、発行済みリンクの最終アクセスで見当がつきます(「未アクセス」のままなら、お声がけの目安に)。

重要:アンケートには生年・家族構成・人生の転機など、とりわけ繊細な内容が入ります。URLを知っている方は誰でも記入・上書きできます。SNSなど公開の場に貼らず、関係のない方へ転送せず、書き上がったら失効させてください。

回答が届いたら、第7章の 初回インタビューガイド で、初回の取材で聞くとよい質問のリストを作れます(取材メモがまだ無くても使えます)。

セルフ取材モード(依頼者ご本人への追加質問)── オプション

アンケートのご回答のあと、担当者がAIとともに用意する「追加の質問」に依頼者ご本人が直接答えていく進め方もできます。ご回答はそのまま取材メモとして登録されるので、取材に伺うのが難しい方でも素材を集められます。質問は毎回、担当者がご回答に目を通してから1回ずつ用意する伴走型です——依頼者の画面で次の質問が勝手に始まることはありません。お申し込みいただいたお客さまだけがお使いいただけるオプション機能です(ご利用のご希望は運営へお申し付けください。解放されると、作品設定に項目が現れます)。記者の取材との併用もできます。

  1. 案件ごとにONにする

    案件ページの 作品設定 に出る セルフ取材モードを使う にチェックし、追加質問の予定回数(1〜10回・初期値5回)を決めて保存します。回数はあくまで目安で、1回ごとに担当者が用意し、予定を超えて足すこともできます。使う案件だけONにできますので、「この方は記者が伺う」「この方はご自身で書いていただく」を案件ごとに使い分けられます。

  2. 担当者が第1回の質問を作る

    案件ページの セルフ取材(依頼者への追加質問) 欄で 第1回の質問を生成 を押すと、アンケートと取材メモを読んだAIが5〜8問を用意します(1分ほどかかります)。質問を作れるのは担当者だけで、依頼者側の操作でAIが動くことはありません。なお、依頼者の画面では、この質問のいちばん最後に「そのほかに、伝えておきたいことや、ふと思い出したことがあれば、ご自由にお書きください」という自由記述の欄が毎回自動で付きます回答は任意で、書かれた場合だけ取材メモに入ります)。

  3. メールでご案内する

    質問ができると 依頼者への連絡 の欄が現れます。メール文面をコピー でひな型(件名・宛名・感想やねぎらいのひと言を書き添える欄・締めの文)が手に入るので、担当者ご自身のメールからお送りください(システムが自動でメールを送ることはありません)。文面の 【記入リンク】 の位置には、この章で発行した記入用リンク(アンケートと同じ1本)を貼ります。新しいリンクを発行し直す必要はありません。文面を表示 で下書きをそのまま読むこともできます。

  4. 依頼者が答えて送信する

    依頼者はログイン不要で、同じページの 追加の質問 の欄に書いて送信します。依頼者がするのは「書く・保存する・送る」だけで、待たされる画面はありません。送信後は「担当者が内容を拝見し、次の質問をご用意しましたら、あらためてご連絡いたします」という表示になります。書きかけの回答は保存されるので、後日、別の端末からでも続きから書けます

  5. 「回答あり」に気づいて、次を作る

    ご回答が届くと、ダッシュボード の案件カードに セルフ取材の回答あり の印が付きます。案件を開くと、セルフ取材の欄に届いた日時つきのお知らせが出て、制作ガイドにも要対応として並びます。ご回答に目を通したうえで 追加質問を生成(第N回) を押し、また同じようにメールでご案内します。この往復を予定の回数まで続けます。

  6. 取材メモとして登録される

    1回分の質問と回答は 「セルフ取材 第N回」 という取材メモになり、案件ページの 取材メモ・文字起こし に自動で並びます。記者が書き起こしたメモとまったく同じ扱いです。

予定の回数を終えたあとも、素材の薄いところが残っていれば 追加質問を生成(第N回・予定回数外) で1回ずつ足せます(押す前に確認が出ます)。進み具合(何回目まで進んだか・どう答えられたか)は、いつでも同じ欄で読めます。

担当者が質問を書いて送る(AIを使わない)。質問はAIに作らせるだけでなく、担当者ご自身が書いた質問を、そのまま依頼者にお送りすることもできます。対面の取材を終えたあとで「あれを聞き忘れた」「この部分だけ取材が薄い」というときに、もう一度お伺いする代わりにお使いください。AIは使わないので費用はかからず、追加質問の予定回数にも数えません。

  1. 質問を書く

    案件ページの セルフ取材(依頼者への追加質問) 欄の 担当者が質問を書いて送る(AIを使わない) に、1行に1問ずつ入力します(20問まで・1問500文字まで)。空の行は無視されます。末尾の「そのほかに、伝えておきたいことや、ふと思い出したことがあれば、ご自由にお書きください」の自由記述欄は自動で付きますので、担当者が書き足す必要はありません。

  2. 依頼者に送る

    この質問を依頼者に送る(第N回) を押します(確認が出ます)。回の番号は、AIが作った質問と同じ通し番号です。依頼者の回答待ちの質問が残っているあいだは送れません——ご回答が届くか、その質問を取り下げてから次をお送りください。

  3. メールでご案内する

    ここから先は、AIが作った質問のときとまったく同じです。依頼者への連絡 の欄で メール文面をコピー し、担当者ご自身のメールからお送りください。記入用リンクは、すでに発行済みのもの(アンケートと同じ1本)をそのまま貼ります。新しく発行し直す必要はありません。

  4. ご回答が届く

    お知らせの出方も同じで、ダッシュボード の印・セルフ取材の欄のお知らせ・制作ガイドの要対応の3か所に出ます。

  5. 取材メモとして登録される

    1回分の質問と回答は 「追加取材(記入フォーム)第N回」 という名前の取材メモになります(AIが作った質問の回は、これまでどおり「セルフ取材 第N回」です)。扱いはどちらも、記者が書き起こしたメモとまったく同じです。

メモ:対面取材のあとの使い方。キックオフアンケートが未記入のままの案件でも使えます——依頼者の記入ページでは、アンケートが未記入のときは担当者からの追加の質問が先に表示され、アンケートはその下に残ります(「未記入の方はこちらもご記入ください」という案内が付きます)。記者が取材に伺った案件で、アンケートを書いていただいていなくても、そのまま聞き漏らしを補えます。送ったあとで送り直したくなったときは、依頼者がまだ1問も書き始めていなければ 取り下げる で取り下げられます(回の番号は次に送るときに使い直されます)。依頼者が回答を書き始めたあとは取り下げられません——ご回答の送信をお待ちください。なお、取り下げられるのは担当者が書いた質問だけで、AIが作った質問は取り下げられません。
メモ:次の質問は、担当者からご連絡しない限り依頼者には届きません(システムからのお知らせメールはありません)。ご案内のときは、依頼者向けの文面では「追加の質問」とお伝えください。ひと言の感想やねぎらいを添えると、担当者が伴走していることが伝わり、次のご回答も書いていただきやすくなります。
重要:素材は要約・圧縮されず、原文がまるごと全文、生成の主要な工程すべてに渡ります。書いたことは必ず届き、書かなかった出来事・人物・気持ちは、AIには「存在しないこと」と同じです。
メモ:素材が本の何にどのくらい効くか、良い書き方、コピーして使えるひな型は別冊『取材メモとアンケートの効き方』に。取材前の一読をおすすめします。

第7章 生成前の準備(任意)

生成前の「下ごしらえ」パネルが並びます。使うとよい本に近づきますが、すべて飛ばしても生成できます。最初の「初回インタビューガイド」だけは、取材メモを入れる前(初回の取材に行く前)に使う道具です。

初回インタビューガイド(初回取材の質問リスト)

この章の中で唯一、取材メモを登録する前に使う道具です。アンケートの回答が届いたら、初回の取材に行く前にお使いください。アンケートだけを読んだAIが、初回で押さえておきたい質問を時期の古い順に20〜30問並べた、取材の進行台本を作ります。★の付いた質問は「初回で必ず押さえたい重要な質問」の印です(年表の確定・主要な人物・物語の山場につながる質問に付きます)。

初回インタビューガイドのパネル
図7-5初回インタビューガイド。キックオフアンケートの欄のすぐ下にあり、「AIで初回ガイドを作成」を押すと初回取材用の質問リストができる。
  1. アンケートの回答を用意する

    キックオフアンケート に回答が入っていれば使えます(第6章。記入用リンクで依頼者ご本人に書いていただいた回答でも同じです)。取材メモは要りません。

  2. ガイドを作る

    キックオフアンケート の下の 初回インタビューガイドAIで初回ガイドを作成 を押します。何度でも作り直せます(前の内容は履歴に残ります)。

  3. コピーまたは印刷して取材に持参する

    コピー を押してメモアプリや文書に貼り付けるか、印刷 を押して質問リストだけを読みやすい体裁で紙に刷り、取材にお持ちください。聞き取った内容は、取材メモとして登録します(第6章)。

メモ:「深掘り質問リスト」との違い——初回インタビューガイドはキックオフアンケートを出発点に、初回の取材で聞くことを組み立てます。深掘り質問リストは登録済みの取材メモを出発点に、足りない情報を探すので、追加取材(2回目以降)のための道具です。使う順番は「アンケート → 初回インタビューガイド → 初回取材 → 取材メモを登録 → 素材カルテ・深掘り質問リスト → 追加取材」。

素材カルテ(分量・厚みの診断)

素材の厚みを時期ごとに診断し、手薄な箇所や適切な長さ設定を教えます。長さに迷ったらまず。

素材カルテ
図7-1素材カルテ。取材メモの厚みを時期ごとに診断し、追加取材の候補を示す。下には「深掘り質問リスト」も並ぶ。

年表・人物相関(事実整理)

起きた順の年表と人物関係を抽出します。ここで直した内容は「確定した事実」として、以降の全工程で最優先されます。準備の中でいちばん効果的です。

年表・人物相関
図7-2年表・人物相関。取材メモから抽出した年表と人物関係を確認・修正でき、直した内容が以降の全工程で優先される。

章構成(事前確認)

起承転結の章立てと各章のあらすじ・感情の流れ・テンポを、生成前に確認・確定できます。確定すると生成後の作り直しが減ります。

章構成(事前確認)
図7-3章構成(事前確認)。起承転結の章立てと、各章のあらすじ・見せ場・感情の流れ・テンポを生成前に確定できる。

人生を貫くテーマ

本の芯になるテーマの候補をAIが提案し、1つ選んで確定できます。ほかに、話し方・口ぐせを整理する「人物ボイスシート」、追加取材のヒントになる「深掘り質問リスト」もあります。

確定したテーマは、本の最後の一段落(結び)にも使われます。結びが付くのは、文体がオーソドックス自分史オーソドックス自分史(厳格)ドキュメンタリー風(厳格)のときです。終章の最後に二〜四文の一段落を置き、本文の流れを受けて、確定したテーマを言い切らない(留保した)言い方で締めます——自分史調の2つでは一人称「私」・です・ます調で「思えば私の人生は……」「〜だったかもしれません」と結び、ドキュメンタリー風(厳格)では三人称・常体で「〜だったのかもしれない」と結びます。テーマを確定していない案件では、この結びは付きません——結びを付けたくないときは、テーマを確定しないまま(すでに確定していれば空にして)お進みください。厳格な2つの文体(オーソドックス自分史(厳格)・ドキュメンタリー風(厳格))では、この一段落だけが「取材メモとキックオフアンケートに書かれていないことは書かない」という約束の唯一の例外です(テーマの言葉は取材メモの外の言葉ですが、新しい出来事・人物・数字・場所は足しません。本文の他の箇所でテーマを言葉として述べることもありません)。小説の5つの文体では、結びは付きません。

人生を貫くテーマ
図7-4人生を貫くテーマ。AIが候補を提案し、1つ選んで確定すると、その主題で本文が生成される。
重要:1つだけやるなら、年表・人物相関の確認を。事実の誤りをここで直すと、本文全体の正確さが上がります。

第8章 自分史小説を生成する

素材と設定がそろったら生成です。案件ページの 小説の生成 で操作します。

生成のはじめ方と残り冊数

  1. 取材メモを確認する

    取材メモが登録済みか確認(未登録だと生成できません)。

  2. 生成を開始する

    自分史小説を生成する を押すと、進捗バーに切り替わります。

  3. 残り冊数を確認する

    ボタン近くに 生成可能な残り:◯冊 と表示されます。1回の生成で1冊分を使います。

生成は20分ほど。進捗バーに、いま進む工程(リサーチ → 章構成 → 執筆 → 推敲 → 書籍化 など)が出ます。画面を閉じても裏で進みます。

各章の推敲(磨き上げ)は、すべての生成で自動的に行われます。作品設定での指定は要りません。

小説の生成パネル(完了後)
図8-1小説の生成パネル(完了後)。「生成が完了しました」の表示と、生成可能な残り冊数。「本文を最初から作り直す(フル生成)」で作り直せる(押すと確認画面が出ます)。

鮮度のお知らせ

取材メモやアンケートを後から更新したのに、以前の準備データ(年表・人物相関/人物ボイスシート/章構成〈事前確認〉)が残っていると、生成ボタン近くにお知らせが出ます。

鮮度のお知らせ
図8-2鮮度のお知らせ。取材メモ・アンケートが準備データより新しいとき、生成ボタンの近くに表示される(生成はそのまま行える)。
メモ:そのまま生成もできますが、新しい素材は古い準備データには反映されません(とくに年表・人物相関は全章を縛ります)。反映したいときは各パネルで再抽出・再作成してから生成を。生成が成功すればお知らせは消えます。

生成が終わったあとに年表や取材メモを直したときは、同じお知らせが灰色の「参考」の表示生成後に更新された内容があります(いますぐ何かする必要はありません))に変わります。これは警告ではありません。年譜の作成や、事実の手直しだけが目的なら、そのままで大丈夫です。

Q:「章構成が年表より古くなっています」の表示が出たら?

A:たいていの場合、何もしなくて構いません。年表・人物相関を直したあとに出る表示で、「直した内容は、いまの本文にはまだ入っていません」というお知らせです。

メモ:作り直すなら、直したいことをまとめてから一度に。年表・章構成・取材メモの直しを済ませてからフル生成すると、生成枠のむだがありません。

失敗したとき — 続きから再開

通信の不調などで生成が止まると、失敗が表示されます。続きから再開(完了済み工程をスキップ) を押すと、終わった工程はやり直さず、止まったところから続きを作ります。

重要:「続きから再開」は生成枠(冊数)を消費しません。残り0冊でも押せます。まずはこれを試してください(最初からやり直すのは 最初から再試行。こちらは1冊分を使います)。

第9章 原稿を仕上げる

生成された初校を公開品質まで整えます。案件ページの 原稿・成果物原稿を編集 でエディタに入ります。

エディタでの手直しと再生成

本文を書き換えて保存できます。AIの再生成・リライトは保存済みの原稿に対して処理されるので、先に保存してください。章まるごとの「章ごとの再生成」、一節だけの「選択箇所のリライト」、章の中に小見出しを付ける「小見出しを提案」もエディタから使えます。

原稿エディタ
図9-1原稿エディタ。本文を書き換えて保存でき、「保存してEPUB/PDFを再生成」もできる。章は「## 章タイトル」で区切る。

小見出しを提案(章の中の小見出し)

章の中の場面の切れ目に、短い小見出しを入れられます。エディタの 章ごとの再生成選択箇所のリライト の下にある 小見出しを提案 で、章ごとに この章に小見出しを提案、まとめて すべての章に提案 を押せます(1章あたり20〜40秒ほどかかります)。本文の文章はいっさい書き換えません——場面の切れ目に小見出しの行を入れるだけです(その切れ目に「*」があれば、小見出しに置き換わります)。作品設定の 小見出しを入れる のオン/オフに関係なく使えますので、すでにできあがっている原稿にも、後から付けられます

メモ:すでに小見出しのある章は、ボタンが押せない状態になり「小見出し◯本」と出ます(押すたびに小見出しが増えてしまわないためです)。付け直したいときは、その章の ### の行を消してからもう一度押してください。章ごとに新しい版が残りますので、版の履歴と差分 で前の版と見比べられます。
メモ:小見出しを付けた・直したあとは、保存してEPUB/PDFを再生成 を押すと本に入ります。本文の見出しのほか、本の目次にも章の下に2字下げで並びます(第11章。出したくないときは作品設定の 小見出しを目次にも載せる を外します)。校閲ビューやお客さまの共有リンクの画面では、小見出しは太字の行として表示されます。

原稿の直し方の基本(守るのは「## 見出し」と「段落の間の空行」の二点)

初稿ができたあとの修正は、エディタに表示されている原稿をそのまま直すのが基本です。原稿は、章の切れ目と段落の切れ目が分かるように、ごく少しだけ記号の付いた文章になっています。守っていただくのは、次の二点です。

①各章が「## 」で始まる見出しの行から始まること。冒頭の # で始まる書名の行、## 目次 とその下の一覧、目次と本文を分ける --- の行、場面転換の の行も、そのまま残してください。

②段落と段落の間に、空行を1つ入れること。この原稿の書き方では、空行だけが段落の区切りです。改行が1つだけだと、本を組むときに同じ段落の続きとして扱われ、章の本文がまるごとひとつの長い段落につながってしまいます(画面では改行されて見えても、本ではつながります)。

この二点さえ守っていただければ、本文そのものは、自由に書き換えていただけます

このほかに、章の中に小見出しを入れたいときは、その行を ### で始めてください(例:### 峠の風)。小見出しの前後には、空行を1つずつ入れます。長さは12字程度までが目安です(長いと目次で折り返します)。行頭の ### を消せば、ふつうの行に戻ります。小見出しを置いた切れ目には を重ねて置かず、題を付けにくい切れ目は のままで構いません(小見出しと は同じ本の中に混ぜて使えます)。AIに付けてもらうこともできます(前節の 小見出しを提案)。

メモ:章タイトルは20字程度までを目安にしてください。本のPDFの目次には各章の始まるページ番号が入り、タイトルが長いと目次では2行に折り返します(本文中の見出しはそのまま出ます。第11章)。
重要:ダウンロードできる 原稿(テキスト)(.txt)は、InDesign などの組版ソフトに読み込む・配布するために整えた別の形式です(見出しの記号が外れ、末尾に奥付が付いています)。これを Word などで開いて直し、エディタに貼り戻す使い方はしないでください。章の切れ目が分からなくなり、EPUB/PDFの作り直しが失敗します。また、.txt や Word を経由して貼り付けると、段落の間の空行が失われやすいという落とし穴もあります(画面では行が変わって見えても、空行が無い状態です)。直すときは、かならずエディタに表示されている原稿の側を直してください。新組版の案件では、入稿用PDFをそのまま印刷所へお渡しできますので、テキストを組版ソフトで組み直す必要はありません(第11章)。
メモ:この 原稿(テキスト)(.txt)では、小見出しの記号(###)も外れて、ふつうの行になります(貼り戻すと、ただの段落として扱われます)。小見出しを直すときも、エディタに表示されている原稿の側を直してください。
メモ:万一、見出しの記号の無い原稿を保存したときは、目次と章の並びから見出しを自動で復元して保存します(復元したときは、その旨が画面に出ます。復元された原稿を、かならず読み直して確かめてください)。復元できないときは、保存しません——エディタの内容は消えずに残りますので、見出しの記号が付いた原稿に対して直し直してください。
メモ:段落が改行1つで並んでいる原稿を保存したときは、段落の間に空行を自動で足して整えます(整えたときは「原稿の段落の区切り(空行)を◯か所整えました」と画面に出ます。文字そのものは変えません)。原稿を貼り付けた直後にも、エディタが注意を表示します。ただし自動で整えるのは保険です——貼り付けたあとは、段落の間に空行が入っているかどうか、ご自身でもお確かめください。
メモ:別に生成した章を、いまの原稿に差し込むこともできます(例:追加取材で書き直した「中学時代」の章だけを入れ替える)。その場合もエディタに表示されている原稿に対して行い、差し込む章の先頭を ## 見出し の行にしてください。

事実の誤りが章をまたいで広がったとき

取材メモの書き間違いをAIが読み違えると、その誤りがいくつもの章に広がることがあります(例:「三歳三カ月」と書くべきところを「三歳と三カ月」と書いたために、AIが人物を取り違えて読み、複数の章にそのまま出てしまう)。本文を端から直す前に、上流から順に直してください。

  1. 元の素材を直す(取材メモ・訂正メモ)

    もとになった取材メモを 編集 で直します(第6章)。出現が多くて直しきれないときは、短い「訂正メモ」を取材メモとして1件足すだけでも構いません(例:「【訂正】『三歳と三カ月』は『三歳三カ月』の誤りです。人物は一人です」)。

  2. 骨組みを直す(年表・人物相関の校閲)

    第7章の 年表・人物相関 を開いて誤りを直し、確定します。確定した年表・人物相関は、取材メモより優先される「正しい事実」としてAIに渡ります(AIには「必ずこれと一致させる」と伝えています)。ですから、取材メモの誤記を一つ残らず直さなくても、ここを直せば以降の生成に効きます

  3. 広がり方を確かめる(素材内検索)

    第6章の 素材内検索 で、その語句を検索します。どの素材・どの章に、いくつ出ているかが一覧できるので、直し漏れを防げます。

  4. 本文を直す

    数か所なら、エディタで直接直すか 選択箇所のリライト で整えます。場面ごと誤っている章章ごとの再生成 を使ってください(生成枠(冊数)は使いません。直した年表・人物相関を読み直して書き直します)。

重要:本文を最初から作り直す(フル生成)(本まるごとの作り直し)は最後の手段です(生成枠を1冊分使います)。章構成そのものが誤りに引きずられているとき——たとえば、実在しない人物を軸にした章が立ってしまったとき——だけにしてください。

修正希望のAI一括反映

案件ページの 校閲・修正依頼 に、社内やお客さまからの修正希望が集まります。選んで 選択した修正希望をAIで一括反映 すると、該当箇所だけを外科的に直します。

校閲・修正依頼
図9-2校閲・修正依頼。「未対応/反映済み/見送り」で仕分けし、選んだ修正希望をAIで一括反映できる。

校閲ビューで読み比べる

校閲ビューを開く を押すと、本文を読みながら箇所を選んで修正希望を書き込めます。文字サイズや縦書き表示も切替可。お客さまが共有リンクで見る画面も同じ読み心地です(第10章)。

校閲ビュー
図9-3校閲ビュー。本文の箇所を選んで修正希望を書き込め、文字サイズや縦書き表示も切り替えられる。

直し方の使い分け

直しの道具は3通りあります。直したい範囲の大きさで選んでください。

直したいこと使う道具押さえどころ
日常の手直し
(事実関係・文言・一節の書き直し)
選択した修正希望をAIで一括反映 または 選択箇所のリライト指定した範囲の外には一切手を触れない、外科的な直し方です。ふだんの直しはこの2つで足ります。
追加取材で素材が厚くなった章の作り直し章ごとの再生成実行のたびに最新の取材メモ・年表・ボイスシートを読み直すので、追加取材の反映に向きます。生成枠(冊数)は使いません。章の文章は新しく書き直されますが、本全体の設計(その章の役割・ほかの章との重複防止・前の章とのつながり)は保たれます。
文体・構成など、本全体をやり直したい本文を最初から作り直す(フル生成)最初から作り直します(押すと確認画面が出ます)。生成枠(冊数)を1冊分使います。エディタでの手直しは残りません。
メモ:章ごとの再生成のあと、次の章の書き出しが前の章の余韻を受けている場合は、次の章の冒頭を 選択箇所のリライト で整えると、きれいにつながります。

品質レポートで確認する

案件ページの 品質レポート は、原稿を機械的に計測し、水増し(膨張率)・会話の痩せ・薄い章・逐語重複・呼称ブレの疑いを洗い出します。AIによる処理を使わないため、何度でも実行できます。

品質レポート
図9-4品質レポート。ボタンを押すと、章数・総字数・膨張率・逐語重複などをAIを使わずに機械計測する(横断所見と章ごとの計測)。
メモ:再生成・リライト・一括反映のいずれも前の版は履歴に残り、版の履歴と差分 からいつでも見比べられます。

写真ページ(口絵・章の写真)── お申し込み制のオプション

本の中に写真だけのページを入れられます。1枚が1ページになり、写真の下に説明文が小さく入ります。お申し込みいただいたお客さまだけがお使いいただけるオプション機能です(ご利用のご希望は運営へお申し付けください。解放されると、案件ページに 写真ページ(口絵・章の写真) の欄が現れます)。写真は担当者が受け取って登録します——お客さまが共有リンクの画面からご自分で写真を入れることはできません。

写真が入る場所は4か所です

本文の途中(段落と段落の間)には入りません。同じ場所に何枚か登録すると、その順に続けてページが並びます。写真ページは目次には載りません

  1. 写真ページの画面を開く

    案件ページの 写真ページ(口絵・章の写真) 欄に、いま何枚登録されているかが出ます。写真ページを編集 を押すと、専用の 写真ページ の画面に移ります。

  2. 写真を選ぶ

    お手元の写真ファイルを1枚選びます(JPEG・PNG)。大きな写真をそのまま選んでいただいて構いません——本に合う大きさに自動で縮めてから登録します。

  3. 説明文を書く

    写真の下に入る一文を書きます(200字まで・改行なしの1行)。空のままでも登録できます。

  4. 入れる場所を選ぶ

    口絵(目次の前)章の前巻末(最終章の後)著者紹介ページ(著者近影) から選びます。章の前 のときは、どの章の前かも選びます。

  5. 登録する

    登録すると一覧に並びます。あとから説明文・入れる場所を直す、↑↓で並び順を入れ替える、削除することができます。

重要:写真を登録・変更・削除したら、かならず EPUB/PDFを再生成 を押してください。再生成するまで、EPUB・印刷用PDFには写真が入りません(前のままのファイルが残ります)。写真を変えたあとは、案件ページの 原稿・成果物「写真ページが更新されています。EPUB/PDF は写真を差し替える前のものです。」というお知らせが出ます。
メモ:説明文は、写真のすぐ下に本文より少し小さな字で、横書き・中央ぞろえで入ります(本文が縦書きでも、写真の説明は横書きです)。長い文は自動で折り返します。撮影の年・場所・写っている方など、一文で収まる短い説明にすると読みやすくなります。
メモ:使える形式は JPEG と PNG です。iPhone の HEIC 形式はブラウザによっては読み込めません——そのときは JPEG か PNG に変換してからお選びください。登録できるのは1案件あたり20枚までで、全体の容量にも上限があります(超えたときは登録のときに画面でお知らせします)。写真に記録された撮影場所などの情報は、本には残りません。
メモ:お客さまが共有リンクで読む校閲の画面(第10章)には、写真は表示されません(本文だけをご確認いただきます)。写真の入った仕上がりをお見せするときは、校正用PDF(第11章)をお使いください——校正用PDFには口絵と、第1章の前の写真が入りますので、実物の見え方をそこで確かめられます。
メモ:著者近影(著者紹介ページの写真)について。登録できるのは1案件につき1枚までです(2枚目を登録しようとすると、画面でその旨をお知らせします)。写真は「著者紹介」の見出しの下に入り、続けて著者名・著者紹介文が出ます。著者紹介文が入っていない案件でも、写真があれば著者紹介ページを作ります(見出し・写真・著者名だけのページになります)。著者近影はEPUBにも入りますが、校正用PDF(第11章/扉・目次・最初の章だけ)には巻末のページが入らないため出ません——仕上がりは印刷用PDFかEPUBでご確認ください。写真を登録・変更したあとに EPUB/PDFを再生成 が必要なのは、ほかの写真ページと同じです。
メモ:作り直しで章の数が減ったときは、入れる先の章が無くなった写真は消えずに巻末へ移ります。写真ページの画面に注意が出ますので、入れる場所を選び直してください。

年譜(巻末の年表)── お申し込み制のオプション

本の巻末に年譜(依頼者の人生の年表)を入れられます。お申し込みいただいたお客さまだけがお使いいただけるオプション機能です(ご利用のご希望は運営へお申し付けください)。解放されると、作品設定に 付録ページ(年譜) の欄が現れますので、案件ごとに 巻末に年譜(依頼者の人生の年表)を入れる にチェックを入れてお使いください。解放されたテナントでは案件ページに 年譜(巻末の年表) の欄が現れますので、チェックを入れた案件では、その欄から年譜を編集します(チェックが入っていない案件では、作品設定への案内だけが出ます)。あわせて同じ欄の 依頼者の生年月日(例:1950-04-01。年月まで〔1950-04〕・年だけ〔1950〕でも構いません)を入れておくと、年譜の各年に年齢が付きます。年譜づくりにAIは使いませんので、生成枠(冊数)は減らず、費用もかかりません。

年譜の入る場所と見え方

  1. 年譜の画面を開く

    案件ページの 年譜(巻末の年表) 欄に、いま本に載る行数が出ます。年譜を編集 を押すと、専用の 年譜(巻末の年表) の画面に移ります。

  2. 本人の出来事を取り込む

    年譜の画面は 「1. 本人の出来事」「2. 社会の出来事(世の中の出来事)」「3. 保存して本に入れる」 の3つの欄が上から順に並んでいます。まず 1. 本人の出来事年表シートから取り込む を押すと、第7章の 年表・人物相関(年表シート)の「年表」から機械的に行を作ります行末の「(場所)」は本文から外れ、行の「場所」として残ります(本文に書きたいときは文中に書き足してください)。書き方が崩れていて読み取れなかった行は、画面のいちばん下に 取り込めなかった行 として並びますので、年表シートを「西暦(年齢):出来事」の形に直すか、本人の出来事を手入力で追加 で手入力してください。

  3. 行を整える

    1行ずつ、年・月・出来事の文を直せます。本に出したくない行は 載せない事実をまだ確かめられていない行は 要確認 にします。どちらの印が付いた行も、本には出ません(年表シートに「(要確認)」と書かれていた行には、流し込みのときに自動で「要確認」が付きます)。年表シートに無い出来事は 本人の出来事を手入力で追加 で足せます。数字を入れた行では、入力欄の下に 本では:… と、縦書きに整えたあとの文字が出ます(年・月日・3桁以上の数は漢数字になります)。本人の出来事は28字以内、社会の出来事は15字以内が目安で、その判型の1列に収まらない行には、編集画面が行ごとに折り返しのお知らせを出します。

  4. 分量を目安に収める

    画面の上部に、いまの行数と判型ごとのページ数がつねに出ます。目安は5ページ、上限は8ページです。超えると画面がお知らせしますので、載せない で行を減らしてください。本人の出来事は1件28字以内が目安です(判型によっては、1行目が文庫判16字・新書判22字・四六判26字・A5判32字を超えると次の列に折り返し〔続きの行はそれぞれ1字少なくなります〕、そのぶんページが増えます。編集画面が行ごとにお知らせします)。社会の出来事は15字以内が目安です(「◇」の帯に1列で収まる長さ。16〜19字は本で少し小さな字にして1列に収め、20字以上は次の列の下段に折り返します)。新組版の案件では、この目安・ページ数・折り返しの字数は新組版の判型に合わせた数字になります(保存済みの年譜の中身は変わりません)。

  5. 保存する

    いちばん下の 3. 保存して本に入れる保存 を押すと、その時点の年譜が新しい版として保存されます(前の版も残ります)。社会の出来事を使っている案件では、このとき社会の出来事も自動で入ります(次の節)。

  6. 本に入れる

    年譜を保存しただけでは、すでにできている EPUB・PDF は前のままです。原稿エディタの 保存してEPUB/PDFを再生成 を押すと、巻末に年譜が入ります。年譜を保存すると、案件ページの 原稿・成果物 にも「年譜が更新されています」の案内と EPUB/PDF を再生成 ボタンが出ますので、そちらから押すのが一番早い方法です。

重要:年譜は校正用PDFには入りません(校正用PDFは扉・目次・最初の章だけの見本で、巻末のページを含まないためです)。仕上がりは印刷用PDF・ペーパーバックPDF・EPUB でご確認ください。お客さまが共有リンクで読む校閲の画面(第10章)にも、年譜は表示されません(本文だけをご確認いただきます)。
メモ:年表シートを直したあとは、もう一度 年表シートから取り込む を押してください。このとき年表シート由来の行だけが新しい内容に入れ替わり、手入力で足した行と「載せない」の印はそのまま残ります(同じ年・同じ文の行に引き継がれます)。年表シートのほうが新しいときは、年譜の画面にその旨のお知らせが出ます。
メモ:生年月日を入れていない案件では、年齢の出ない年譜になります(年と出来事だけが並びます)。作品設定で生年月日を入れて年譜の画面を開き直せば、年齢が付きます。なお、年表シートに書かれていた年齢と、生年月日から計算した年齢が食い違う行があるときは、その件数を画面がお知らせします——事実確認のきっかけにお使いください。
メモ:年譜をいったん本から外したいときは、年譜の画面の この年譜を本には載せない(下書きとして残す) にチェックを入れて保存し、保存してEPUB/PDFを再生成 を押してください(中身は残したまま、本からだけ消えます)。作品設定の 巻末に年譜(依頼者の人生の年表)を入れる のチェックを外しても同じで、いずれの場合も保存済みの年譜が消えることはありません

社会の出来事を並べる

年譜には、依頼者ご本人の歩みに並べてその年の社会の出来事(「東京オリンピック開催」など)を入れられます。初期状態ではオフですので、何もしなければこれまでどおり本人の年表だけが本に入ります。使うときは、年譜の画面の設定欄のいちばん上にある 社会の出来事も並べる にチェックを入れてください。チェックを入れると、その下に ゆかりの地関心の分類 の欄と、社会の出来事を選び直す社会の出来事を手入力で追加 のボタンが現れます。社会の出来事は、年譜を 保存 したとき(と 年表シートから取り込む を押したとき)に自動で入りますので、ふだんはボタンを押す必要はありません。社会の出来事を選ぶのにもAIは使いません(決まった規則で機械的に選びます)ので、生成枠(冊数)は減らず、費用もかかりません。

本での見え方と、入る件数

  1. ゆかりの地を入れる

    その方が住んでいた場所と期間を入れます。ゆかりの地を追加 を押し、都道府県を選び、必要に応じて市区町村現在の名称で入れてください)と この年からこの年まで を西暦で入れます。期間を両方とも空欄にすると「生涯」(故郷など、一生ついてまわる土地)として扱います。片方だけ空欄でも構いません(この年から だけを入れれば「その年以降ずっと」の意味になります)。20件まで入れられます。市区町村を空欄にするとその県内の出来事すべてが対象になり、入れるとその市区町村の出来事と、県全体の出来事が対象になります。

  2. 関心の分類を選ぶ

    政治/経済/災害・事故/科学・技術/スポーツ/文化・芸能/暮らし/地域から、その方に縁のある分野にチェックを入れます(いくつでも構いません)。「誰の年譜にも載る」ような大きな出来事は、この指定に関わらず入ります。分類の指定は、同じくらいの重要度の候補が並んだときに、どちらを先に入れるかの判断に使われます。

  3. 保存する(社会の出来事は自動で入ります)

    3. 保存して本に入れる保存 を押すと、全国共通の出来事自社だけのローカル年表(次の節)から候補が選ばれ、本人の出来事がある年ごとに1〜2件が年譜に入ります。入れた件数と、候補が見つからなかった年(その年は社会の出来事が入りません)、分量の目安に達して2件目を止めたときはその旨が、保存のあとに画面へ出ます。2. 社会の出来事(世の中の出来事) の欄には、つねに 本人の出来事がある年:N年/うち社会の出来事が入っている年:M年 と出ますので、入り具合はここで確かめられます。

    選ぶ順番は、①全国共通の「誰の年譜にも載る」出来事 → ②ゆかりの地に合うローカル年表の「誰の年譜にも載る」出来事 → ③全国共通のそれ以外の出来事(関心の分類に合うものを先に)→ ④ゆかりの地に合うローカル年表のそれ以外の出来事(同じく関心の分類に合うものを先に)です。年表マスターで「本には載せない(記録用)」にした出来事は選ばれません。同じ条件なら何度保存しても同じ結果になります(保存のたびに内容が揺れることはありません)。関心の分類やゆかりの地を変えたあとも、保存すればそのまま反映されます

    自動で入った行には 自動 の印が付きます。この行は保存のたびに選び直されるため、削除ではなく 載せない で外してください(消しても次の保存でまた入ります。載せない にした行は本に出ず、その印は保存しても保たれます)。文言を直すと 手直し済み になり、そのまま残ります(元の出来事が重ねて入ることもありません)。

    社会の出来事を選び直す のボタンも残しています。年表マスターを直した直後など、保存を挟まずにいま選び直したいときにお使いください(手つかずの 自動 の行だけが選び直されます)。

  4. 足りない出来事は手で足す

    社会の出来事を手入力で追加 を押すと、社会の出来事の行を自分で書けます(年・月・文は本人の行と同じように直せます)。手入力した社会の出来事は、保存しても 社会の出来事を選び直す を押しても消えません——入れ替わるのは自動で入った行だけです(自動で入った行には 自動 と表示されます)。「載せない」の印も保たれますので、自動で入った出来事を 載せない にしておけば、そのあと保存しても本には出ません。

  5. よく使う出来事は ローカル年表に登録(管理者だけ)

    手入力した社会の出来事は、管理者の画面に出る ローカル年表に登録 を押すと、自社の年表マスター(次の節)に貯まり、ほかの案件でも候補になります。登録すると、その行に ローカル年表に登録済み の印が付きます(行は手入力のまま残りますので、保存や選び直しで消えることはありません)。同じ年・同じ文の出来事がすでに登録されていたときは、新しく作らずにその出来事と結び付けます。

  6. 本に入れる

    社会の出来事を選び直すローカル年表に登録 は、押した時点でその年譜が保存されます(画面で手直しした内容も一緒に保存されます)。本に反映するには、これまでどおり案件ページの EPUB/PDF を再生成 を押してください。

メモ:ゆかりの地を入れていないと、地域の出来事は候補になりません(全国共通の出来事だけが入ります)。年譜の画面にもその案内が出ますので、生まれた土地・長く住んだ土地は入れておくのがおすすめです。都道府県だけでも構いません。
メモ:社会の出来事の行も、本人の行と同じように文を直せます(行頭の は本に組むときの印として画面に表示しているだけですので、入力欄には入れないでください)。社会の出来事の行には 載せない だけがあり、要確認 はありません(事実を確かめたい出来事は、文を直すか 載せない にしてください)。数字の整え方も本人の行と同じで、年・月日・3桁以上の数は漢数字になり、入力欄の下に 本では:… と本での見え方が出ます。

年表マスター(自社のローカル年表)── 管理者

年譜に入る社会の出来事は、2つの置き場から選ばれます。全国共通の出来事(運営側で用意します)と、自社だけのローカル年表です。ローカル年表は管理者年表マスター の画面(画面上部のメニューから開けます。年譜を解放されたテナントの管理者にだけ出ます)で登録・編集できます。自社のローカル年表が、ほかの会社に見えることはありません。地元の出来事(市町村の合併、鉄道や道路の開通、地域の災害、祭り、学校や企業の節目など)を貯めておくと、以降のすべての案件で候補として使えます。

1件の出来事に入れるもの

  1. 探す

    画面の上の 絞り込み で、本文にふくむ言葉・開始の年・終わりの年・分類・都道府県から絞り込めます(条件はURLに残りますので、リロードしても同じ画面に戻り、リンクで共有もできます)。一覧は50件ずつで、前へ次へ で移動します。

  2. 1件ずつ足す・直す・消す

    出来事を追加 で1件ずつ登録し、各行の 編集削除 で直せます。削除は確認のメッセージが出ます。

  3. CSVでまとめて取り込む

    すでに社内に年表があるときは、CSVファイルでまとめて取り込めます。1行目に見出しを置き、列の順番は自由です(知らない列は読み飛ばします)。

    列の名前入れるもの
    year(必須)西暦の年(1850〜2100)
    month月(1〜12)。分からないときは空欄
    text(必須)出来事の文(15字以内が目安・最大120字。15字を超えても取り込みは止まりません)
    category(必須)politics(政治)/economy(経済)/disaster(災害・事故)/science(科学・技術)/sports(スポーツ)/culture(文化・芸能)/life(暮らし)/local(地域)
    rank(必須)A(誰の年譜にも載る)/B(関心の分類が合えば載せる)/C(自動では入れない・記録として残す=記録用)
    pref都道府県の2桁コード(北海道=01、東京都=13、福岡県=40、沖縄県=47)。地域を限らない出来事は空欄
    city市区町村の現在の名称(例:福岡市)
    source出典メモ(本には出ません)

    文字コードはUTF-8です。Excelでお作りになるときは、保存のときに「CSV UTF-8(コンマ区切り)」をお選びください(ふつうの「CSV(コンマ区切り)」で保存すると文字コードが違うため取り込めず、画面に「文字コードを読み取れません。UTF-8(Excel では『CSV UTF-8(コンマ区切り)』)で保存し直してください。」と出ます)。1回に2,000行・1,000KB(約1MB)までで、それ以上は分けて取り込んでください。

    年・月・本文が同じ出来事は取り込まずスキップします(同じCSVを2回取り込んでも増えません)。取り込みが終わると「◯件を取り込みました(重複◯件をスキップ)」と出ます。1行でも書き方が違う行があるときは、行番号をお知らせして1件も取り込みません(「5行目: 分類は…」のように出ます)。半分だけ入った状態にはなりませんので、直してからもう一度お試しください。

  4. CSVで書き出す

    CSV で書き出す を押すと、いま登録されている出来事がCSVファイルとしてダウンロードされます(絞り込んでいるときは、その条件に合う行だけです)。書き出したCSVは、そのまま取り込みにも使える形です——Excelでまとめて直してから取り込み直す、控えとして保管する、といった使い方ができます。

重要:年表マスターから出来事を消しても、すでに案件の年譜に入っている行は消えません(削除のときも画面でお知らせします)。その行は次にその案件の年譜を保存した(または 社会の出来事を選び直す を押した)ときに外れます。制作中の案件があるときは、消す前にひと声かけておくと取り違えがありません。
メモ:この画面に出るのは自社のローカル年表だけです。全国共通の出来事は運営側で管理していますので、この画面には出ません(消せない行を並べないためです)。「全国共通の出来事に加えてほしい」「内容が違う」というときは、運営へお知らせください。

第10章 お客さまへの共有(レビュー用リンク)

ご本人・ご家族に原稿を確認いただくには、ログイン不要の共有リンクを発行します(発行・失効はデスク・管理者)。案件ページの クライアント共有リンク から操作します。

クライアント共有リンク
図10-1クライアント共有リンク。ラベルと有効期限を選んでログイン不要のURLを発行し、発行済みリンクの状態(有効/期限切れ/失効済み)を管理する。
  1. ラベルを入れる

    ラベル(社内管理用) に宛先メモを入れます(例:田中様用)。お客さまの画面には出ません。

  2. 有効期限を選ぶ

    7/14/30/60/90日から選びます。

  3. 発行してコピーする

    共有リンクを発行 でURLが表示。コピーしてお伝えください。

重要:完全なURLは発行直後の1回しか表示されません(後から再表示できません)。その場で必ずコピーを。取り違えたら、いったん失効して発行し直してください。

お客さまはURLを開くだけで原稿を読み(縦書きにも切替可)、気になる箇所に修正のご希望を送れます。書籍ファイル(EPUB/印刷用PDF)は、このページからはダウンロードできません——ファイルのお渡しはスタッフの側から行います(第11章)。

発行済みリンクは一覧で状態を確認でき、期限が来れば自動で開けなくなります。不要なリンクは 失効する ですぐ無効化できます。

第11章 書籍データ(縦書き EPUB / PDF)

完成した本のファイルは、案件ページの 原稿・成果物 のダウンロード欄から入手します。

本の組み方には「旧組版」「新組版」の2つがあり、どちらで組むかによって、ダウンロードできるファイルの種類と呼び名が変わります。新組版は、市販の書籍の体裁にならって組む新しい組み方です。

ご担当の案件がどちらかは、2か所で分かります。ひとつは 作品設定組版旧組版新組版)で、いま選ばれているほうがその案件の組版です。もうひとつは案件ページの成果物欄で、ダウンロード の見出しの右に 次に作り直すときの組版:新組版 と小さく出ていれば新組版です。作品設定に 組版 の欄そのものが出ていない案件は、すべて旧組版です。新組版は、運営からご案内した案件でお使いいただけます——ご希望のときは運営へお申し付けください。

この章は前半(次の「ダウンロードできるもの(旧組版)」)が旧組版後半の「新組版の書籍データと入稿」が新組版の説明です。「原稿(テキスト)」と校正用PDFは、どちらの組版でも同じです。

読み替え:このマニュアルで「印刷用PDF・ペーパーバックPDF」と書いてある箇所(作品設定の 目次のページ番号 など)は、新組版の案件では「閲覧用PDF・入稿用PDF(本体)・入稿用PDF(表紙)」と読み替えてください。しくみは同じで、呼び名と本数だけが変わります。
原稿・成果物
図11-1原稿・成果物。テキスト原稿・EPUB・印刷用PDFのダウンロードと、リサーチノート・シナリオ構成案・KDPメタデータの確認ができる。

ダウンロードできるもの(旧組版)

リサーチノート・シナリオ構成案・KDPメタデータなどのテキスト成果物も同じ欄で確認できます。

メモ:旧組版の場合、印刷用PDFは、確認・校正や簡易な印刷にお使いいただけます。印刷所への入稿など正式な納品物を作るときは、原稿(テキスト)を組版ソフト(InDesign など)に読み込んで仕上げてください。原稿は組版ソフトで扱いやすい形に整形済みで(1段落=1行)、奥付も末尾に別添されています。この形式は、エディタに貼り戻すためのものではありません——原稿を直すときは、エディタに表示されている原稿の側を直してください(第9章)。
メモ:ファイルが見当たらないときは、まだ生成されていないかもしれません。保存してEPUB/PDFを再生成 を。タイトルなど設定を変えたときも、再生成で表紙・奥付に反映されます。写真ページ(第9章)を足した・直したときも、同じように再生成が必要です——再生成するまで、EPUB・印刷用PDFには写真が入りません。
メモ:本のPDF(旧組版は印刷用PDF・ペーパーバックPDF、新組版は閲覧用PDF・入稿用PDF)の目次には、各章の始まるページ番号が入ります(番号は章タイトルのすぐ後ろに、全角2字分の空きをはさんで続けて入ります)。番号を入れたくない案件は、作品設定目次に各章の開始ページ番号を入れる のチェックを外してください(初期値はオン。外したあとはエディタの「保存してEPUB/PDFを再生成」で反映されます)。校正用PDFの目次にはページ番号は入りません(最初の章だけの見本のため、ほかの章のページが決まらないからです)。なお章タイトルは20字程度までが目安です——長いと目次では2行に折り返します(第9章)。章の中に小見出しを入れている案件では、小見出しも章の下に2字下げで並びます(章ごとに1行空きます)(印刷用PDF・ペーパーバックPDFではページ番号も付き、校正用PDFの目次には番号は入りません)。小見出しも12字程度までが目安で、長いと目次で折り返します。目次に出したくないときは、作品設定小見出しを目次にも載せる のチェックを外してください(初期値はオン)。

新組版の書籍データと入稿

「新組版」(市販の書籍の体裁で組む案件)では、ダウンロード欄に出る本のファイルが4種類になります。

新組版でダウンロードできるもの

校正用PDFは変わりません(次節)。

メモ:入稿用の2本は、そのまま印刷所へ入稿できる仕上がりです。閲覧用PDFは画面での確認やお客さまへの共有にお使いください(入稿には使えません)。
メモ:EPUBの目次にはページ番号が入りません。電子書籍は読む人の文字の大きさや画面の幅でページの切れ目が変わるためです(ページ番号が入るのはPDFだけです)。
メモ:KDPなどの電子書籍ストアに登録するときは、表紙画像はこれまでどおり別途アップロードしてください。EPUBの中の表紙は書棚のサムネイル用で、ストアに登録した表紙と重複しないよう、読み進める順(本文の並び)には入れていません
メモ:EPUBは読む端末やアプリによって見え方が変わります。お客さまにお渡しする前に、Kindle Previewer や、お手元のKindle・Appleブックス・Google Playブックスなどで一度開き、表紙・扉・目次・中扉・写真の見え方をご確認いただくことをおすすめします。

作品設定「入稿(新組版)」

新組版の案件では、作品設定に 入稿(新組版) の項目が増えます。

設定欄には前回組んだときの「本体 Nページ・背幅 Xmm」が表示されます(まだ一度も組んでいない案件は「未組版」)。値を変えたら EPUB/PDFを再生成 を押すと、新しい値で組み直されます。

メモ:背幅の自動計算に使う「係数(mm/頁)」は、メンバー管理画面(管理者)で決める組織全体の設定です(初期値は仮の値です。実際に刷り上がった本の厚みで測って入れ替えることをおすすめします)。

入稿先ごとの値(対応表)

入稿先を選ぶ欄はありません。下表を参考に、上記の設定へ数値を入力してください。

入稿先塗り足し(本体)表紙の塗り足しトンボ背幅表紙の照合
KDP0mm3.2mmなし係数 0.0572mm/頁(白い用紙)/0.0635mm/頁(クリーム色の用紙)で自動、または上書きKDPの表紙計算ツールで寸法を照合してください(背文字は本文80ページ以上のときだけ)
プリントパック3mm空欄(本体と同じ3mm)あり注文画面に出る背幅の値を「背幅の上書き」に入力
専門業者3mm空欄(本体と同じ3mm)あり業者から示された計算値を「背幅の上書き」に入力
メモ:KDPは文庫判(A6)の本を扱っていません。
メモ:KDPは本体は塗り足しなし(仕上がり寸法ちょうど)・表紙だけ3.2mmの塗り足しという決まりです。「塗り足し」に0、「表紙の塗り足し」に3.2、トンボはオフにして EPUB/PDFを再生成 を1回押せば、入稿用の2本(本体・表紙)がそのまま使える形でそろいます。

校正用PDF(依頼者にお見せする見本)

ダウンロード欄の 校正用PDFを作成してダウンロード を押すと、お客さまにお見せするための見本のPDFがその場で作られ、そのままダウンロードが始まります(作成に30秒ほどかかります)。

校正用PDFに入るもの

各ページの下、ノンブル(ページ番号)の脇に 「校正用(非売品)・作成日」 が小さく入ります。奥付は付きません。

使いどころ:ご入金前に、本の仕上がり(組み方・書体・扉の見え方)をお客さまに見ていただくときにお使いください。本体のEPUB・印刷用PDFは、ご入金後にお渡しするのが基本です。本文全体をご確認いただくときは、校閲用の共有リンク(第10章)をお使いください——ファイルをお渡しせずに、全文を読んで修正のご希望を出していただけます。
メモ:校正用PDFを作成・ダウンロードできるのはスタッフだけです(お客さまの校閲ページには出ません)。何度でも作り直せて、前回作成分のリンクも同じ欄に残ります。校正用PDFを作っても、本体の EPUB・印刷用PDF のでき上がりは変わりません。

校了・書籍化にする(デスク・管理者のみ)

原稿が仕上がったら 校了にする書籍化済にする の順に進めます(編集・記者の画面にボタンは出ません)。書籍化済の後も 校了に戻す で戻せます。

第12章 生成枠(冊数)と追加パック

本を1冊生成するたびに「生成枠(冊数)」を1つ使います。おもに 管理者 向けの章です。

管理者は上部バーの メンバー を開くと、生成枠のパネルで残数を確認できます。生成枠は無期限で、月ごとのリセットや月末の失効はありません。残数は「購入した合計 − 使用した合計」です。

生成枠パネル
図12-1メンバー画面の生成枠パネル。残り冊数と累計(使用・購入)が表示され、その下に追加パックの購入ボタンがある。

追加パックの購入

  1. 購入ボタンを押す

    生成枠パネルの追加パック購入ボタンを押します(確認画面が出ます)。

  2. その場で付与される

    確認すると、その場で冊数が付与されます。

  3. すぐ生成を続けられる

    付与されたら、そのまま生成を続けられます。付与待ちの件数もパネルで確認できます。

メモ:追加パックの購入が続いたときは、その回はその場で付与されず、運営の確認後の付与(承認待ちの表示)になることがあります。お手続きの詳細は、ご契約の内容に沿って別途ご案内します。失敗した本の「続きから再開」は冊数を消費しません。
価格について:追加パックの価格は本書には記載していません。ご契約の内容によって異なるほか、市況(為替など)により改定されることがあります。最新の価格は、ご契約書をご確認いただくか、お問い合わせ窓口までおたずねください。

第13章 メンバー管理/困ったときは

メンバー管理(管理者のみ)

管理者は上部バーの メンバー から、自社のアカウントを管理できます。上部に 有効アカウント:◯ / ◯ が表示され、契約の上限まで発行できます。一覧は10人ごとにページを切り替えて表示します(前へ次へ)。上限はご契約により異なります。増員をご希望のときは運営窓口へご相談ください。

メンバー管理画面
図13-1メンバー管理画面。メンバーの追加・役割変更・パスワード再発行を管理者が行う。同じ画面の下部に生成枠パネルもある(図12-1)。
メモ:無効化やパスワード再発行の直後でも、ログイン中の端末は最長24時間そのまま使えることがあります。急いで締め出すときは、無効化とパスワード再発行を両方行ってください。

ブランド画像(依頼者向けページに会社のロゴを表示)

依頼者が開く2つのページ(アンケート記入原稿確認)の冒頭に、御社のロゴやキャラクターの画像を表示できます。依頼者から見て「御社のサービス」として届くので、初めてURLを開く方にも安心していただけます。登録すると、スタッフ画面の上部バー(サービス名の左)にも常に表示されます。登録は管理者のみです。

ブランド画像の登録パネル
図13-2メンバー管理画面の下部「依頼者向けページの見た目」にあるブランド画像のパネル。登録中の画像を確認しながら、差し替え・削除ができる。
  1. 画像を選ぶ

    上部バーの メンバー を開き、下の 依頼者向けページの見た目ブランド画像 でファイルを選びます。

  2. 登録する

    アップロード(すでに登録済みのときは 画像を差し替える)を押すと、その場で「現在の表示」に反映されます。

  3. 依頼者の画面で確認する

    アンケートの記入用リンク(第6章)や原稿確認用リンク(第10章)を開くと、表題のすぐ下に画像が出ます。

依頼者向けページに表示されたブランド画像
図13-3依頼者が開くアンケート記入ページの冒頭。表題のすぐ下にブランド画像が入る(原稿確認ページも同じ位置に表示される)。
メモ:1社につき1枚です。案件ごとに違う画像を出す使い方はできません。

困ったときは

こんなときまず試すこと
生成が途中で止まった/失敗した続きから再開(完了済み工程をスキップ) を押す(冊数は消費しません)。
画面の表示がおかしい/固まったブラウザの再読み込み(リロード)を試す。
パスワードを忘れた管理者に再発行を依頼(唯一の管理者ご本人の場合は運営へ連絡)。詳しくは第4章。
残り冊数がなくて生成できない管理者が メンバー から追加パックを購入(第12章)。
担当している案件が見当たらない(記者)デスク・管理者に担当の割当を依頼(第3章)。
それでも解決しないとき運営(サービス提供元)へご連絡ください。